
はじめに
ヨガといえばポーズ(アーサナ)や呼吸法をイメージしがちですが、
実は「どう生きるか」という日常の指針もヨガには含まれています。
そのひとつが、ヨーガ哲学にある 八支則(アシュタンガ・ヨーガ)。
今回は、その中から ニヤマ(勧戒) についてご紹介します。
ニヤマとは「自分自身を磨くための5つの習慣」のこと。
心と体を整え、より豊かな人生を送るための実践法です。
目次
🌸 ニヤマの5つの習慣
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シャウチャ(清浄)

身体や生活環境を清潔に保つこと。
- 身体を洗うことだけでなく、心をネガティブな感情で汚さない
- 部屋を整え、食べ物をシンプルで自然なものにする
💡「掃除=心のリセット」と考えると続けやすいです。
身だしなみや周りの空間、心を清潔に保つことは大切です。普段過ごす場所を整え、身だしなみに気を配ることで、自分自身だけでなく、周りの人に不快な思いをさせないよう心がけられます。
また、心の清浄を目指すためにも、嫉妬や怒りなどのネガティブな感情を手放し、穏やかで前向きな思考を育てましょう✨
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サントーシャ(知足)

足るを知り、今あるものに満足すること。
- 他人と比べるのではなく、自分の幸せを見つける
- 小さな喜びに気づき、感謝の気持ちを持つ
💡「今日はこれで十分」と思えると、心がふっと軽くなります。
思い通りにいかないとき、あなたは他人と自分を比べたり、不満を抱えて感情的になったりしてしまっていませんか?
持っているものに目を向け、自分にできないことや、足りないと思うことに意識を向けるのではなく、今あるもの、できることに目を向け、感謝する心を養うことでより豊かで幸せな気持ちが溢れ出てきます。何気ない日常の中に小さな奇跡を見つけてみましょう✨
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タパス(鍛錬・規律)

努力と継続を大切にすること。
- ヨガの練習や早起きを続ける
- 健康習慣を日常に取り入れる
💡小さな努力を積み重ねることで、心身に大きな変化が訪れます。
何をするにも継続が苦手な人は、最初はタパスを続けるのが大変かもしれません。でも、続けることで忍耐力が育ちます。
チャレンジが苦手な方も、最初は不安でも、気づけば意外とクリアできることもあります。目標を達成したら、少し上の目標に挑戦してみるのもおすすめです。
タパスに取り組むことで、困難に正しく向き合い、問題解決力や自信が身につきます。
心は何歳になっても成長できます。自分なりのタパスを見つけて、楽しみながら続けていきましょう✨
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スヴァディヤーヤ(学びと自己探究)

学びを深め、自己を見つめること。
- 書物やヨガ哲学を学ぶ
- 日記をつけて心を整理する
💡「今の自分はどう感じているか?」と問いかけるだけでも自己探究になります。
自己を見つめ、学びを深めるヨガの習慣です。
書物や哲学を学ぶだけでなく、日記や瞑想を通して自分の考えや感情を観察することも含まれます。
自己探究を続けることで、心の整理ができ、行動や価値観に気づきが生まれます。
日常生活での選択や対人関係も、より調和の取れたものになり、自己成長につながるでしょう✨
- イーシュヴァラ・プラニダーナ(信仰・信愛・委ねる心)

自分を超えた存在に心をゆだねること。
- 自然の流れを信じる
- 執着を手放し、謙虚さを持つ
💡「頑張ったら、あとは流れに任せる」そんな心構えが大切です。
自分を超えた存在に心を委ねるヨガの習慣です。結果や運命をコントロールしようとせず、流れに身を任せることで心が安定します。執着や不安を手放し、謙虚さと感謝の気持ちを育むことができ、日常生活での困難にも柔軟に向き合える力が養われます✨
🌿 日常でニヤマを取り入れる方法
- 朝のヨガや呼吸法を続ける(タパス)
- 1日3つ、感謝できることを日記に書く(サントーシャ)
- 1日1回は部屋を整える(シャウチャ)
こうした小さな習慣が、あなたの内側から美しさと調和を育んでくれます。
✨ まとめ
ニヤマは、外の世界ではなく 自分自身との向き合い方 を教えてくれる実践法。
- シャウチャ(清浄)
- サントーシャ(知足)
- タパス(鍛錬)
- スヴァディヤーヤ(学びと自己探究)
- イーシュヴァラ・プラニダーナ(委ねる心)
この5つを少しずつ生活に取り入れることで、心は落ち着き、人生がより心地よい方向へと進んでいくでしょう(^^♪